アメリカ株価下落&円高=日経平均株価バク下げ…
日経平均終値、1285円安の3万7869円…今年最大の下げ幅・値下がりは7営業日連続 : 読売新聞
【読売新聞】 25日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比1285円34銭安の3万7869円51銭だった。下げ幅は今年最大で、2016年6月以来、約8年ぶりの大きさ。値下がりは7営業日連続で、約3年ぶりとなった。
2024年7月25日の日経平均株価は、前日から1,000円以上も下がりました。これで8日連続です。アメリカのハイテク株が急に下がったことで、日本の株価も大きく下がったのです。
ハイテク株急落の理由
25日の東京株式市場では、日経平均株価が大きく下がって、37,869.51円になりました。この急落の大きな理由は、前の日のアメリカ市場でのハイテク株の売りが広がったことです。テスラやアルファベット(Google)といった大きな会社の決算がよくなかったため、他のハイテク株にも影響が出て、投資家たちががっかりして売りに出たのです。
円高の影響
また、円高が進んだことも株価の下落に影響しました。円高とは、円の価値が上がることを言います。今回、円が1ドル=152円まで上がったことで、日本の輸出企業が不利になり、株価が下がりました。円高の背景には、日本銀行が金利を上げるかもしれないという報道が影響しています。
広がる「売っておこう」という気持ち
東京株式市場では、ほとんどの会社の株が売られました。特に電気機器や保険などが大きく下落しました。しかし、空運や陸運、水産農林といった株は上昇しました。このように、同じ市場でも業種によって影響が異なるのが株式市場の面白いところです。
今後の見通し
日経平均株価は、最高値から10%も下がり、株価のちょうどよいバランスを探る、調整局面に入ったと考えられています。これからの動きは、来週の日米金融政策決定会合の結果に大きく左右されるでしょう。株価が大きく動く時期が続くかもしれませんが、まずはこの会合の結果が重要です。
日本は利上げをするのか?アメリカは利下げをするのか?
株価的には、「適度に円安」で「日本の利上げは少し」「アメリカの利下げは大きく」が良いでしょうね。
まとめ
- 今後の株価動向は日米金融政策決定会合の結果に注目
- アメリカのハイテク株の急落が東京市場に影響
- 円高が進み、日本の輸出企業に不利
- 東京株式市場で幅広い銘柄が売られる
株価は常に変わります。上がるときもあれば下がるときもあります。数十年単位で見れば上がっていますが、一時的にすごく下がったりします。今回のように、アメリカの出来事が日本に影響するのもよくあることです。また、外国為替も大きく影響します。世界と日本のつながりが、こうした株価からもわかるのです。
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