セブンイレブンのびっくりヒストリー!氷屋から始まったコンビニの進化

セブンイレブンの歴史。始まりはテキサスの氷屋さんだった | ギズモード・ジャパン

今から50年前、東京の豊洲に日本初のセブン-イレブンがオープンしました。アメリカで生まれたセブンですが、日本で形成された独自のコンビニ文化は外国人旅行者にも人気のようです。今回は日本上陸前から遡り、セブン-イレブンのルーツをたどってみました。生まれはテキサス セブン-イレブンのはじまりは約100年前。1927年、アンクル・ジョニーと呼ばれていた男性がテキサス州ダラスにて小さな氷屋さんを始めました

みんなが知っているセブンイレブン、実は氷を売るお店から始まったって知っていましたか?
セブンイレブンがどうやって今の便利なお店になったのか、という記事を紹介します。お店の名前の秘密や、日本に初めてできたセブンイレブンのこと、そして人気の商品がいつ始まったのかなど、いつも使っているコンビニのこと、もっと知ってみませんか?

セブンイレブンのはじまり

セブンイレブンは1927年、アメリカのテキサス州ダラスというところで、氷を売るお店としてスタートしました。まだ冷蔵庫がない時代、家で食べ物を冷やすために氷が必要だったんです。でも、そのお店はただ氷を売るだけじゃなくて、お客さんのリクエストで牛乳やパンも売るようになりました。これが今のセブンイレブンのはじまりです。

アメリカ 7 elevenより
セブンイレブンの名前の意味

1946年にお店の名前が「セブン-イレブン」になりました。この名前は、朝7時から夜11時まで開いていることからつけられたんです。
今ではほとんどのセブンイレブンは24時間営業していますが、当時はこれでもとても長い営業時間でした。

24時間営業が始まる

1963年、テキサスの大学の近くで、初めて24時間営業が始まりました。夜遅くまで勉強する学生たちが利用できるようにと考えられたこのアイデアは、すぐに大人気になり、他のお店にも広がりました。

日本にやってきたセブンイレブン

1973年には、アメリカのセブンイレブンを運営する(現7-Eleven,inc.)とヨークセブン(現セブン-イレブン・ジャパン)が事業提携(協力してお店をやっていくこと)しました。
そして、1974年、東京の豊洲に日本で最初のセブンイレブンがオープンしました。最初の24時間営業は福島県にあるお店で始まりました。日本のセブンイレブンは、便利さを追求してどんどん進化していきました。

日本企業がアメリカを救う?

1991年、アメリカのセブンイレブンは、もうけが減って赤字になり、経営がうまくいかなくなりました。でも、日本のイトーヨーカ堂が、助けたおかげで、セブンイレブンは復活しました。今ではセブンイレブンは世界中に広がり、40,000店以上もあるんです。

2005年に、イトーヨーカ堂グループがセブン&アイ・ホールディングスを作って、アメリカのセブンイレブンを完全子会社に。アメリカで生まれたセブンイレブンはこのとき日本のセブンイレブンに完全に変わったのです。

2007年、全世界で32,000店を突破。マクドナルドを超えて、世界最大のフランチャイズ店になりました。今では、世界18の国と地域に40,000店以上のセブンイレブンがあります。

人気商品が続々と登場

セブンイレブンで売られているおにぎりのフィルムが登場したのは1978年。次の年には、おでんも売られるようになりました。最近では、蒙古もうこタンメンやセブンカフェも人気で、みんなに愛されています。

まとめ
  • セブンイレブンはもともとアメリカの氷屋さんが始まり
  • 名前は「7時から11時まで」の営業時間が由来
  • 1963年に初の24時間営業が始まった
  • 日本初のセブンイレブンは1974年にオープン
  • 1991年、日本のイトーヨーカ堂がアメリカのセブンイレブンを助けた

セブンイレブンのようなコンビニは、どうしてこんなに便利になったのか考えてみましょう。家族でよく行くお店は、どんなサービスがあって便利か話してみると、もっとたくさんの発見があるかもしれません。次にお店に行くときは、普段気づかなかったことを見つけられるかもしれませんね。

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