株価の大波!日銀の発言で急上昇と急降下

株価 一時1100円以上値上がり 日銀内田副総裁の発言うけ 東京株式市場 | NHK | きょうの株価

【NHK】記録的な株価の変動が続く東京株式市場、7日は日銀の内田副総裁の発言を受けて、当面、緩和的な金融環境が続くとの見方が広がっ…

7月末から始まった日本株の大暴落とその後の急上昇。投資家はハラハラドキドキの毎日です。

株価は企業の価値を表す数字ですが、8月7日も激しい値動きでした。7日、東京株式市場で株価が一時的に1100円も上がったのです。どうしてそんなに大きく動いたのでしょうか?日銀の副総裁の発言が関係しているのですが、それってどういうことか、元の記事をもとに考えてみましょう。

日銀の発言で株価が変動

先日、日銀 植田総裁が「今後も経済のデータによっては、もっと利上げをする」と言ったことで大暴落した日本企業の株価。

東京株式市場では7日、日本銀行(日銀)の内田副総裁の発言を受けて、株価が大きく変動しました。朝の取り引き開始直後には売り注文が多く、日経平均株価は一時900円も下がりました。
しかし、内田副総裁が「金融市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と発言したため、次の利上げはしばらくなさそうだと投資家たちが安心したことで株が買われ、株価は一時1100円以上上昇しました。

終値と出来高

7日の終値は前日より414円16銭高い3万5089円62銭でした。東証株価指数(トピックス)は55.00上がり、2489.21となりました。また、1日の出来高は32億9536万株でした。

内田副総裁の慎重な姿勢

内田副総裁は函館市での講演と記者会見で、「金融市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べ、今後の利上げについて慎重な姿勢を示しました。これにより、市場の不安が和らぎました。

市場の反応

市場関係者は、内田副総裁の発言が日銀の慎重な姿勢を示しており、株価が上昇したと話しています。しかし、午後の記者会見では新たな材料がなく、株価の上昇幅は縮小しました。

海外市場の影響

内田副総裁の発言を受けて、アジアの株式市場でも株価が上昇しました。台湾、韓国、香港ではそれぞれ3.8%、1.8%、1.3%の値上がりとなりました。

まとめ
  • 日銀の内田副総裁の発言で株価が一時1100円上昇
  • 内田副総裁の慎重な利上げ姿勢が市場の安心感につながる
  • 終値は前日比414円16銭高の3万5089円62銭
  • アジアの株式市場でも株価が上昇

株価の変動は、日銀や政府の発言に大きく影響されることはよくあります。今回のように、発言一つで株価が上がったり下がったりすることがわかりますね。また、日銀が利上げを慎重にする理由は何でしょうか?国の金融政策が経済や株価にどのような影響を与えるのか、関連するニュースも読んで考えてみましょう。

株価は会社がもうかっているからと言って上がるわけでもないですが、今回のように会社の成績とは関係なく、日本銀行や政府のことばで大きく変わることもあります。経済、特に株価は世界の出来事、日本の出来事、国のやり方、会社の成績などいろいろなことが関係しているのです。だから、社会や経済のことを知ることは、みなさんの将来や資産などを「守り」「ふやす」ために役に立つのです。