ブロッコリーが人気で指定野菜に!
ブロッコリー「重要な野菜」に昇格…購入量増加、半世紀ぶり「指定野菜」に : 読売新聞
【読売新聞】 農林水産省は、消費量が多く国民生活に重要な「指定野菜」にブロッコリーを追加する。現在はキャベツやダイコン、トマトなど14品目が指定されており、新規の追加は1974年のバレイショ以来、半世紀ぶりだ。2026年度から適用す
教育メディアACTIVE!では、本トピックに関しての「お子さまへの問いかけ例と解答例」を掲載しております。
みなさん、ブロッコリーは好きですか?
みなさん、ブロッコリーが2026年から「指定野菜」に加わることになりました。
指定野菜というのは、キャベツやダイコンなど、私たちの生活に欠かせない野菜に与えられる特別な名前です。普段、ブロッコリーを食べているけど、どれくらい大切な野菜か知っていますか?ブロッコリーが指定野菜になった理由や、どんな栄養があるのかを見てみましょう。
ブロッコリーが「指定野菜」になる理由
指定野菜とは、国が特に大切だと考える野菜に与えられる名前で、今はキャベツやダイコン、トマトなど14種類があります。ブロッコリーは、これまで「特定野菜」として扱われていましたが、ここ10年間でとても人気が出て、2026年から指定野菜に昇格することになりました。
農林水産省によると、2022年のブロッコリーの出荷量は15万7,100トンで、10年前よりも28%増加しました。家庭での消費量も増えており、2人以上の世帯で2022年には平均で4850グラムが購入されています。これも10年前と比べて29%増えているそうです。
ブロッコリーが指定野菜になるとどうなるの?
ブロッコリーが指定野菜になると、農家にとって大きなメリットがあります。たとえば、価格が急に下がったときには、国が補助金を支払ってくれるため、農家は安定してブロッコリーを育てることができます。また、安定した供給を維持するための計画を国が支援するので、私たちがいつでも新鮮なブロッコリーを手に入れやすくなります。
ブロッコリーってどんな栄養があるの?
ブロッコリーには、体に良い栄養がたくさん含まれています。たとえば、60グラムのゆでたブロッコリーには、次のような栄養素が含まれています:
- ビタミンC:1日に必要な量の約3分の1
- ビタミンE:約5分の1
- 食物繊維:約10分の1
- ビタミンA:約20分の1
これらの栄養素は、風邪を予防したり、肌を健康に保つために役立ちます。また、ブロッコリーを電子レンジで加熱すると、栄養が残りやすくなり、油と一緒に食べるとさらに体に良い栄養を取りやすくなります。
最近、ブロッコリーが人気になっている理由の一つは、その栄養価の高さです。ビタミンCやビタミンEがたくさん入っていて、体を元気に保つのを助けます。鉄分や葉酸も含まれていて、お腹の調子を良くする食物繊維もたっぷりです。特に「スルフォラファン」という成分が含まれていて、がんの予防にも良いとされています。だから、健康に気を使う人たちにとって、ブロッコリーはとても魅力的な野菜なんですね。
また、ブロッコリーは筋トレをする人にも人気なのです。私も筋トレをするので、ブロッコリーはよく食べます。ブロッコリーには、筋肉を作るのに必要なたんぱく質が含まれています。たんぱく質は、筋トレ後に筋肉を修復し、強くするのにとても大切なんですよ。
ブロッコリーの生産と経済のつながり
ブロッコリーは主に北海道、愛知県、埼玉県などで多く栽培されています。指定野菜に昇格することで、農家は生産を続けやすくなり、地域経済にも良い影響が出ます。また、私たち消費者も、いつでも新鮮で栄養価の高いブロッコリーを手に入れることができます。身近なスーパーで、もっとたくさんのブロッコリーを見かけるようになるかもしれませんね。
まとめ
- ブロッコリーは2026年から「指定野菜」になる予定
- 出荷量や消費量が増加しているため、指定野菜に昇格
- ブロッコリーには、ビタミンや食物繊維など体に良い栄養がたくさん含まれている
- 電子レンジと油を使って調理すると、栄養を効率よく摂取できる
- ブロッコリーの生産は、農家や地域経済に良い影響を与える
野菜は値段が変わりやすく、人気があっても作りすぎると安く売られます。そうすると作っている農家ももうけが減ってしまいます。もうけが減ると作らなくなる農家も出てきます。政府は、人気があって栄養も高い野菜を農家の人がずっと作ってくれるように、ブロッコリーを売るねだんが下がっても補助金をあげるのです。
ブロッコリーのような野菜が、どれほど私たちの生活に役立っているか考えてみませんか。