買い切り型 vs 無料　どちらがいい？『パルワールド』の選択

みなさん、「パルワールド」というゲームを知っていますか？
2024年に登場してから、多くの人に遊ばれているこのゲームですが、最近「無料ゲームになるかも」という噂がありました。でも、開発した会社はそれを否定しました。ゲームを作り続けるためにはお金がかかりますが、このゲームは「買い切り型」で続けることが決まっています。この記事では、「買い切り型」と「無料ゲーム」の違いについても一緒に考えてみましょう。

パルワールドのユーザー数はどうなっている？

『パルワールド』は2024年に発売され、最初の数日でなんと700万本以上も売れました。たくさんの人が遊んでいて、発売直後には同時に210万人以上がプレイしていたこともありました​。2024年8月時点でも、170万人が毎月遊んでいます​。

買い切り型ゲームってなに？

「買い切り型ゲーム」とは、最初にゲームを買ったら、それ以上お金を払わずに遊べるゲームのことです。たとえば、パルワールドはこのタイプです。

買い切り型の良いところ

• 一度買えば、追加のお金がいらない:
  買ってしまえば、ずっと遊び続けられます。
• 全部の機能を使える:
  最初に全部そろっているので、追加の課金をしなくてもOKです。

買い切り型の問題点

• 最初にかかるお金が高い:
  最初にまとめてお金を払う必要があります。
• ゲームを売る会社の収入が限られる:
  みんなが一度買ったら、それ以上の収入がないため、会社が長くゲームを作り続けるのが難しくなることがあります。

無料ゲームってなに？

「基本プレイ無料型ゲーム」は、遊び始めるのは無料ですが、ゲームの中で強くなるためにはアイテムや特別なコンテンツを買わないといけないことが多いです。

無料ゲームの良いところ

• 無料ですぐに遊べる:
  お金を払わずにすぐ始められるので、たくさんの人が気軽に遊べます。
• 長く遊ぶと会社にお金が入る:
  ゲーム内でアイテムを買うことで、会社は長くお金をもらい続けられます。

無料ゲームの問題点

• 課金しないと進めないことがある:
  強くなるためにはお金を払わないといけないことが多く、楽しく遊ぶのが難しくなることも。
• 一部の機能が制限される:
  お金を払わないと、全部の機能を使えないことがあります。

ゲームを作り続けるためのコスト

ゲームを作るには、多くのお金がかかります。開発費、サーバーの維持費、そして宣伝費用などです。買い切り型ゲームの場合、最初にたくさん売れればいいのですが、それだけで長く続けるのは難しいです。だから、パルワールドも将来、キャラクターのスキンや追加コンテンツを売るかもしれません​。

まとめ

• 『パルワールド』は買い切り型ゲームとして続けることが決まっている
• 発売直後には、700万本以上売れ、210万人が同時に遊んだ
• 買い切り型ゲームは最初にお金がかかるが、追加課金は不要
• 無料ゲームは気軽に始められるが、ゲーム内でお金を使う必要がある場合がある
• ゲームを作り続けるには、開発費やサーバー維持などのコストがかかる

親子で話し合ってみよう

「買い切り型」と「無料ゲーム」、あなたはどちらがいいですか？ゲームを遊ぶ時に、お金の使い方をどうするか考えることは大事です。ゲームの仕組みやお金の流れについてしっかり調べましょう。ゲームを楽しむだけでなく、お金の大切さについても考える良いきっかけになるかもしれません。

記事作成者

清水 裕矢 ｜ Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事

山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。

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