こんなおとなになりたくない

23歳が思う「こんな大人にはなりたくない」 | あらたにす

  今回は、23年というまだ短い人生しか生きていない私が、僭越ながら、今抱いている大人への不満を書きとめようと思います。「自分は絶対にこうはならないぞ」という自戒を込めて。   ■

みなさんは「こんなおとなになりたい」「こんなおとなになりたくない」という意見はありますか。
この記事では、23歳で教育の仕事をしたいと思っているひとが、「こんなおとなになりたくない」という意見を書いています。あなたも同じように感じたことがあるかもしれません。この記事を読んで、家族と一緒にどんな大人になりたいか話してみませんか。

  1. うるさい自慢をする大人
  2. 若い人の考えを聞こうとしない大人
  3. ちがう意見をみとめない大人
  4. わからないことを素直に言わない大人
  5. むずかしいことばを使って、ぼくたちをごまかそうとする大人

このひとの意見をまとめるとこんなかんじです。

  • おとなの中には若い人を下に見ている人もいるように感じます。若い人の意見を聞かず、自分の考えをおしつける人がいます。
  • こんなひとたちも、若いころは同じように感じて生きてきたのかもしれません。自分がそうは思っていなくても、としが上の人の言う通りにしなければいけなかった、そんな経験けいけんをしてきたのかもしれません。
  • 日本人は議論ぎろん、自分の意見をはっきりと言って、相手の考えと違ってもしっかり説明したり、相手の意見も認めたりすることが苦手と言われています。反対意見を言われると、自分のこともみとめられていないように感じる人もいます。
  • 議論は相手を攻撃こうげきするものではありません。おたがいに学びあうことが大切です。わたし(この意見いけんを書いた人)は、教育を仕事とする人として、こどもたちの声を聞き、上司じょうしとも話をしようと思います。新しい考え方を受け入れられる大人になりたいです。

みなさんはどう思いますか。みなさんがおとなになって、はたらくようになるとこんなおとなに会うこともあるでしょう。私自身も若いころ、「歳が上なだけでなんでも正しいわけじゃない。」「このひとの話は聞かなくてもいいや。」と思っていました。

よいおとなもいれば、人の意見を聞かないおとなもいます。大事なのは「自分がどう考えるか」「自分の意見とはちがっても、相手の考えもわかってあげようとする」ことではないでしょうか。