暑い夏を乗り切る!電気・ガス料金の支援策
経産省 電気・ガス料金負担軽減措置の詳細を発表 | NHK | 経済産業省
【NHK】経済産業省は、物価高対策として8月から3か月間、追加で実施する電気・ガス料金の負担軽減措置の詳細を発表しました。8月と9…
今年の夏も暑くなりそうですね。おうちの方も電気やガスの料金が高くなるのを心配していませんか?
経済産業省は高い電気・ガス代を助けることを発表しました。どんな内容か見てみましょう。
電気料金の補助
家庭で使う電気について、8月と9月は1キロワットアワーあたり4円、10月は2.5円が補助されます。これにより、暑い夏でもエアコンを使いやすくなりますね。
企業向けの電気料金の補助
企業も支援の対象です。8月と9月は1キロワットアワーあたり2円、10月は1.3円が補助されます。
都市ガス料金の補助
家庭や小さな会社が使うガスも補助されます。8月と9月は1立方メートルあたり17.5円、10月は10円が補助されます。料理やお風呂で使うガスにも補助されます。
どれだけお得になるの?
この補助を受けると、普通の家庭では電気とガスを合わせて月に2125円の負担が減るとされています。特に暑い8月と9月に補助が多くなるので、エアコンやガスの使用が増えても少しは安心です。
補助金の財源:税金
この補助金は、みんなが納める税金から出されています。つまり、補助金は国民全体が支え合う仕組みの一部です。
補助金は、困っている人々や企業を助け、経済全体の安定を図るために使われます。たとえば、新型コロナウィルスが大流行したときに、会社が働く人を休ませたりしたときに払われた雇用調整助成金や、売上が新型コロナウィルスの影響で減ったしまった会社や飲食店などのお店に払われた持続化給付金なども税金を使っています。
なぜ補助金が必要なの?
この補助金が必要な理由は、電気やガスの料金が急に上がると、多くの家庭や企業が困ってしまうからです。特に、ロシアとウクライナの問題で燃料の値段が上がっていて、その影響が大きいのです。政府は、みんなの生活を守るために、補助金を使ってこうした問題に対処しています。
電気・ガス料金への負担軽減措置は、去年1月の使用分から始まり、これまでに計上された予算額は3兆7000億円という大きな金額なのです。
まとめ
- 家庭向け電気料金:8月・9月は4円、10月は2.5円の補助
- 企業向け電気料金:8月・9月は2円、10月は1.3円の補助
- 家庭や小さな会社向けガス料金:8月・9月は17.5円、10月は10円の補助
- 普通の家庭の負担軽減:月に電気・ガス合わせて2125円減少
この補助策のほかにも、政府はガソリンの値段の補助も年内に限って続けると発表しています。これにより、燃料費全般が少しでも軽くなることが期待されています。
補助金が出るとわたしたちの生活には助けになりますね。電気やガスの料金が下がることで、家庭の生活費がどれだけ助かるか、おうちの方に聞いてみてください。
ただし、忘れてはいけないのは補助金は税金から払われるということ。
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