ガムよりグミが人気!でも虫歯に注意
「お口の供」になったグミ 歯科医「ガム代わりはリスク高い」 | 毎日新聞
果汁などをゼラチンで固めた独特の食感が人気のグミ。2021年、ガムの売り上げを追い越し、リフレッシュ時の「お口の供」の代表格となった。ただ、甘酸っぱく独特の食感から、つい食べ過ぎてしまう「グミ依存」…
みなさんは、グミとガム、どちらが好きですか?前はガムのほうが人気でしたが、最近はグミのほうがかなり人気なようです。とくに若い大人に人気です。確かにコンビニやスーパーではいろいろな種類のグミが並んでいます。私もグミのほうが好きで、仕事中にグミをよく食べます。
でも、やっぱり甘いものですから虫歯になるリスクはあります。グミの魅力とリスクについて考えてみましょう。
グミの人気急上昇
グミの市場は急成長していて、2023年には972億円になりました。ガムの売上を大きく上回り、とくに社会人の間で人気があります。コロナの影響もあり、食べ終わった後のゴミが出ない点が好まれているようです。
「グミ」が人気な理由は他にも、味だけではなく食感や形など食べる楽しみが広がったり、美容・健康によい成分を付け加えたり、小腹を満たせるが罪悪感は少なかったり、とメリットが多いことが挙げられます。さらに、コロナ禍で「癒し・温もり・繋がり」を求める行動が増え、Z世代を中心にSNSで話題になったことも影響しています。
健康的なイメージの落とし穴
グミは「コラーゲン入り」や「ビタミンCたっぷり」といった健康的なイメージがありますが、実際にはとても虫歯になりやすいお菓子です。砂糖や水あめが主な原材料で、食べると歯の表面に長くついて、虫歯のリスクを高めます。
ハードタイプのグミにも注意
かみ応えのあるハードタイプのグミも人気ですが、これも歯にダメージを与える可能性があります。強くかむことで歯の表面がすり減り、酸蝕症や知覚過敏を引き起こすことがあります。
グミの代わりにガムを
歯医者さんは、グミの代わりにキシリトール入りのシュガーレスガムをすすめています。ガムには唾液の分泌を促して、虫歯や歯周病を予防する効果があります。
グミを楽しむためのポイント
グミ好きの皆さんは、好きなものを適度に楽しむことが大切です。グミの摂取にはリスクがあることを理解し、節度を守って楽しんでください。
まとめ
- グミの市場は急成長している
- 健康的なイメージに注意
- グミは虫歯のリスクが高い
- ハードタイプのグミも歯に悪影響がある
- 代わりにシュガーレスガムをすすめる
- グミは適度に楽しむことが大切
最近、他のお菓子も健康志向の商品が増えています。たとえば、低糖質のスナックやプロテインバーなども人気です。
いろいろな「流行り」があります。どんな商品が売れるかは、単に味だけでなく、世の中の雰囲気や、有名な人が宣伝していたりテレビで取り上げられたから、などその他の理由も影響します。
自分ならどんな味の、どんなときに食べる、どんな人たちに人気になるお菓子を作るか、考えてみましょう。そこから「商売」をする人たちがどんなことを考えて、いろいろな苦労をしているかがわかるかもしれませんね。
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