インターンシップとオープンカンパニー:将来の仕事を体験するチャンス

26卒学生の夏インターンシップ・オープンカンパニー参加実態調査 大学3年生の35.2%は夏インターンシップ、86.5%はオープンカンパニーに参加 | パーソルキャリア株式会社のプレスリリース

パーソルキャリア株式会社のプレスリリース(2024年10月18日 10時00分)26卒学生の夏インターンシップ・オープンカンパニー参加実態調査 大学3年生の35.2%は夏インターンシップ、86.5%はオープンカンパニーに参加

大学3年生や大学院1年生になると、多くの学生がインターンシップやオープンカンパニーに参加します。これらのイベントは、将来の仕事を考えるための大切なステップです。
「インターンシップ」は、通常5日間程度で、実際に会社で仕事を体験することをいいます。一方、「オープンカンパニー」は、会社の雰囲気を1日で知ることができるイベントです。簡単に参加できるため、たくさんの学生がこのイベントに参加しています。

調査によると、2024年の夏、調査した大学3年生のうち、35.2%がインターンシップに参加しましたが、オープンカンパニーに参加した学生はなんと86.5%にも上りました。この差は、オープンカンパニーのほうが短期間で気軽に参加できるからです。

参加する理由は?

多くの学生が、インターンシップやオープンカンパニーに参加して「志望する企業や業界がはっきりした」と感じています。調査では41.5%の学生がこのように答えています。また、31.2%の学生が「参加することで企業について詳しく知ることができた」と答えました。このようなイベントを通して、自分の将来の目標が明確になることが多いようです。

どの会社に応募する?

インターンシップやオープンカンパニーに参加した学生は、その企業に対してさらに興味を持つことが多いです。参加した企業の本選考に進む学生が増え、その中でも「5社以内に絞って応募する」という傾向が強まっています。
調査では、約7割の学生が「5社以下」に応募すると答えています。参加した企業の選考に進むことで、企業の理解が深まり、より確実に自分に合った会社を選べるのです。

地方学生の悩み

地方に住む学生にとって、インターンシップへの参加は難しい場合があります。
たとえば、今年の夏は台風が原因で、移動ができずに参加できなかった学生もいました。このような問題を解決するために、企業側がオンラインでの参加など、柔軟な対応を考える必要があります。

企業に求められること

学生たちはますます慎重に企業を選ぶようになっています。そのため、企業側も採用のタイミングや方法を工夫し、学生に対して自社の魅力をうまく伝える必要があります。特に、オープンカンパニーのように短期間で参加できるイベントを通して、多くの学生に企業の情報を知ってもらうことが重要になってきています。

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まとめ
  • 調査対象の大学生のうち、インターンシップは35.2%、オープンカンパニーは86.5%の学生が参加
  • 志望企業が明確になった学生は41.5%
  • インターンシップやオープンカンパニーに参加した企業の選考に進む学生が増えている
  • 地方学生の参加には、移動などの問題がある場合がある
  • 企業は学生にアプローチするためのタイミングや方法を工夫する必要がある

最近、企業側もオンラインでのインターンシップやオープンカンパニーを開催する動きが増えています。これにより、地方の学生や、移動が難しい学生でも気軽に参加できるようになってきました。

インターンシップやオープンカンパニーに参加することで、自分がどんな仕事に興味があるかを知ることができるだけでなく、実際にその会社で働くイメージを持つことができます。「どんな仕事が自分に向いているのか」「どんな会社で働きたいか」を友だちや家族と一緒に話し合ってみると、将来の進路がより明確になるかもしれませんね。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があればなんとかなる」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。