再び日本株は大幅下落!今度はなに?
https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/kiuchi/0904_2
1ヶ月前に、世界的に株の暴落がありました。1週間ほどである程度回復をしたのですが、本日9/4、再び日本株は大きく値段が下がりました。
今回はどんな理由があるのでしょう。
1か月ぶりの大幅な下落
9月4日の東京市場で、日経平均株価は1,500円以上も下がりました。これは、1か月前の8月5日に続いての大きな下落です。アメリカの経済が不安定だというニュースが伝わってきて、アメリカの株価が下がったため、日本の株も一緒に下がったのです。アメリカの経済が日本にどんな影響を与えるのか考えてみましょう。
アメリカの工場の元気がなくなってきた?
アメリカで9/3に発表された「ISM製造業景況感指数」があまり良くなかったのです。これを簡単に言うと、アメリカの工場や製品を作る会社がどれくらい元気に活動しているかを示す数字です。最近、この数字が下がっていて、みんながアメリカの経済に不安を感じ始めています。その結果、株を売る人が増えてしまったのです。
アメリカと日本のつながり
アメリカの株価が下がると、どうして日本も影響を受けるのかというと、日本とアメリカはお互いにたくさんの貿易や経済活動を行っているからです。アメリカで大きな会社の株価が下がると、世界中の経済に影響が広がることがあります。今回は、AI(人工知能)を使った半導体を作る「エヌビディア」という会社の株価が大きく下がったこともあり、日本の株価にも影響が出ました。
これからの日本の株価はどうなるの?
今後、日本の株価がどうなるかはアメリカの経済指標によって決まるかもしれません。
特に、アメリカで9月6日に発表される、雇用統計という、どれくらいの人が仕事についているかを示すデータが注目されています。この数字が良くなければ、また株価が下がる可能性があります。もしも良い結果が出たら、株価が上がることも考えられます。
まとめ
- 9月4日に日本の株価が1,500円以上下がった
- アメリカの「ISM製造業景況感指数」というデータがよくなかった
- アメリカと日本は経済でつながっているから、アメリカの株価が下がると日本も影響を受けやすい
- 9月6日に発表されるアメリカの「雇用統計」が今後の株価に大きく影響する可能性がある
まとめ
- 上場企業の2023年度の平均お給料は651万4000円で、過去20年で一番高い
- 「海運業」が一番お給料が高く、平均1008万円
- 会社は優れた人を集めるために、待遇を良くしている
- 2024年度もお給料の上昇が続く見込み
最近では、アメリカの金利の動きも世界経済に影響を与えていることが話題です。日本銀行の利上げについても注目されています。例えば、「日銀がマイナス金利を解除」したというニュースが最近あり、これが日本経済や株価にどれだけ大きな影響を与えるのかが注目されています 。
もし、日本の経済だけが元気だとしても、アメリカの調子が悪ければ日本株も売られやすくなりやすいです。ここしばらくは、アメリカ経済の強さ弱さに日本株も影響を受けるでしょう。
【無料オンラインイベント】8/25(日)「第3回 クイズで学ぶ!お金と社会のつながり」
<詳細・お申込みはこちら>