少子高齢化がすすむ2025年は巳(み)年:巳年生まれの人口は1002万人

2025年は「巳(み)年」ですね。
この年を迎える中で、干支ごとの人口データを見ると、日本の少子高齢化がより明確になります。総務省の統計によると、十二支それぞれの人口に大きな差があることがわかります。

干支とは何?

干支(えと)は、12種類の動物で構成されたカレンダーのようなものです。1年ごとに動物が変わり、12年で一回りします。このシステムは古くから使われており、農業や暦の計算に役立ってきました。また、現在でも年賀状やお正月の飾り物などで干支がよく使われています。

干支には以下の順番があります:

  1. 子(ね) - ネズミ
  2. 丑(うし) - ウシ
  3. 寅(とら) - トラ
  4. 卯(う) - ウサギ
  5. 辰(たつ) - リュウ(ドラゴン)
  6. 巳(み) - ヘビ
  7. 午(うま) - ウマ
  8. 未(ひつじ) - ヒツジ
  9. 申(さる) - サル
  10. 酉(とり) - トリ
  11. 戌(いぬ) - イヌ
  12. 亥(い) - イノシシ
干支ごとの人口を比べてみよう

2025年は「巳年」です。この年に注目すると、干支ごとの人口から日本の少子高齢化の問題が見えてきます。以下は、2025年1月1日時点での干支ごとの人口データです。

総務省統計局 ウェブサイトより

最も人口が多いのは「丑(うし)」で1100万人、最も少ないのは「午(うま)」で949万人です。「巳(み)」は総人口の8.1%にあたる1002万人で、順位としては8位です。

少子高齢化が私たちに与える影響

高齢化社会と出生率の低下
日本では、出生率が低下し、高齢化が進んでいます。この結果、若い世代の人口が減少し、人口構造のバランスが崩れています。たとえば、巳年生まれの12歳の子どもの人口は103万人と、非常に少なくなっています。

社会の変化
少子高齢化が進むと、次のような変化が起こります:

  • 学校の減少: 子どもが少ない地域では学校がなくなり、通学が難しくなることがあります。
  • サービスの不足: お店や病院が減り、日常生活が不便になることがあります。
  • 医療や介護の負担増: 高齢者が増えることで、医療や介護が必要な人が多くなります。
  • 地域社会の縮小: 働く人が減り、地域全体が活気を失う可能性があります。
日本の未来を考える

総務省と国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、日本の人口は2070年には8700万人まで減少し、高齢化率は39%に達すると予測されています。

  • 2025年: 75歳以上の人口が全体の18%に
  • 2040年: 団塊ジュニア世代が65歳となり、65歳以上が人口の35%を占める
  • 2070年: 総人口は8700万人以下に減少

これにより、労働力不足や地域社会の変化がさらに進むと考えられます。

厚生労働省ウェブサイトより
まとめ
  • 干支ごとの人口から日本の少子高齢化がわかる
  • 高齢化が進むことで、学校や病院が減るなどの影響が出る
  • 日本の人口は減少し続け、2070年には8700万人になると予測

日本だけでなく、世界でも人口が減っている国が増えていることを知っていますか?
例えば、韓国やイタリアでも出生率が低下していて、人口が減少しています。人口減少は経済成長も、しにくくなってしまう可能性が高いのです。そんな中でどういったビジネスや職業で国を成長させられるか、この先はもっと考える必要が出てくるでしょう。

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