30代から50代歓喜!?帰ってきた「mixi」が注目される理由
「mixi2」は、X移住先の本命か? mixi古参ユーザーもどっぷりハマった、久しぶりの「平和なSNS」(1/3 ページ) - ITmedia NEWS
初日からmixi2を使い、ずぶずぶにハマっている“mixi世代”の筆者。その使い心地を解説しながら、魅力と展望を語ります。
かつて日本で大流行したSNS「mixi」が、新たな形で復活しました。その名も「mixi2」。開始からわずか一週間で100万人が登録し、他のSNSと比べて「使いやすい」と高い評価を受けています。
しかし、利用者がこのサービスに長く留まるかどうかは未知数です。SNSのトレンドや流行についても考えてみましょう。
初代mixiとは?
2004年に登場した初代mixiは、日本発のSNSとして多くの若者に支持されました。特徴的だったのは完全招待制で、既存ユーザーから招待されないと参加できない仕組みでした。この閉鎖的な環境は、安全性とプライバシーを重視するユーザーにとって魅力的でした。
また、実名登録が主流で、「足あと機能」によって誰が自分のページを訪れたかがわかる仕組みも人気でした。しかし、スマートフォンの普及や新しいSNSの台頭により、利用者は次第に減少しました。
続出する「mixi2」の引力
- 完全招待制による安心感:
完全招待制を採用することで、外部からの悪意ある攻撃やトラブルのリスクを低減しています。 - コミュニティ機能の復活:
趣味や興味が同じ人たちとつながることができるコミュニティ機能が再び活性化しています。 - 平和でシンプルな設計:
投稿が時系列順に表示されるタイムラインや、親しみやすいデザインのリアクションアイコンが利用者から好評を得ています。
mixi2のユーザー層
mixi2の利用者は以下のような特徴があります。
- 30–50代のmixi世代:
初代mixiを懐かしむ世代が中心となり、積極的に参加しています。 - 若年層の参加は限定的:
18歳以上限定という条件もあり、若い世代の利用は少なめです。ただし、「平和なSNS」の評判を聞いて興味を持つ若者も増えています。 - SNS疲れのユーザー:
他のSNSでトラブルやストレスを感じた利用者が「安心感」を求めて参加しています。
最近のSNSトレンド
- 人気のSNS:
InstagramやTikTokは、短い動画やビジュアルコンテンツが特徴で、引き続き若者を中心に高い人気を誇っています。 - 注目のSNS:
BeReal: リアルタイムの写真共有に特化したBeRealは、シンプルさと親密さを求める若者に支持されています。 - 一瞬で流行が終わったSNS:
Clubhouseは当初注目を集めましたが、利用者数は急激に減少しました。 - 増加中のSNS:
LinkedInはキャリア形成を目指す若者にとって利用価値が高まり、利用者が増加しています。 - 減少中のSNS:
X(旧Twitter)は仕様変更が原因でユーザー離れが進行中。Facebookは若い世代の利用が減り、中高年層が主な利用者となっています。
mixi2の課題
- 匿名性のリスク:
匿名性が高まることで、詐欺や嫌がらせなどのリスクが増える可能性があります。 - 広告導入の影響:
将来的に広告が導入されることで、現在の「使いやすさ」が損なわれる可能性があります。
将来の成功に向けたポイント
「mixi2」が継続的に成功を収めるためには、以下の点が課題と考えられます。
- 匿名性に依存しすぎないバランスの取れた運営体制を整える
- コミュニティの活性化を促し、ユーザー同士のつながりを強化する
- 広告導入の際にも、利用者が不快に感じない工夫を施す
まとめ
- mixi2は、安全性や使いやすさが評価されるSNSに
- コミュニティ機能は、趣味や興味を共有する場として重要な役割を果たしている
- 一方で、匿名性や広告導入が引き起こす課題に注意が必要
- 継続的な成長には、現在の「安心感」と「使い心地」を維持する努力が欠かせない
SNSの利用について、家族で以下のような話し合いをしてみましょう。
- 匿名性と実名性の違いは、それぞれどのような影響を与えるでしょうか?
- 広告が増えるとSNSの使い心地はどう変わると思いますか?
- あなたが「安心できる」と感じるSNSの特徴は何ですか?
これを機に、家族でSNSの良い使い方を考えてみるのも良いかもしれません。
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