コンパクトで便利!「のれる扇風機」が大人気な理由は?

「のれる扇風機」が即完売 “転売騒ぎ”になるほど人気になった2つの理由(1/2 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン

風呂好きの社員が開発した、ユニークな扇風機がある。家電メーカーのサンコーが手掛ける、のれる扇風機「のれせん」(希望小売価格9980円)だ。昨年4月に発売したところ、初回生産分の5000台が完売。今年用意した1万2000台は売り切れ、追加した3000台も完売したという。

暑い夏、お風呂から上がった後に「また汗をかいちゃった!」と困ることはありませんか?夏はシャワーだけという人もいるかもしれませんが、それでも暑くなりやすいですよね。

サンコーという、いろいろなアイデア商品を販売している会社が作った「のれる扇風機」は、そんな悩みを解決してくれるスゴイ商品です。足を乗せるだけで、すぐに涼しい風が吹いてくるこの扇風機。最初に作った5,000台はすぐに売り切れ。そのあとに作った1万2,000台も売り切れ。さらに追加した3,000台も売り切れ。どうしてこんなに人気なのか、その理由を一緒に見てみましょう。

便利な のれる扇風機「のれせん」

のれる扇風機「のれせん」は、足を乗せるとすぐに足元から風が出てくるユニークな扇風機です。お風呂から上がったばかりの濡れた体でも使えるように作られていて、使った後に中に入った水は簡単に抜ける仕組みです。風量は2つの強さに調整できて、「強い風」モードでは20秒くらいで涼しさを感じることができます。

ホコリも舞い上げない、賢いデザイン

この扇風機は、風を取り込むときに床のホコリを巻き上げないように、風を取り込む場所を本体の上側に配置しました。さらに、全身をすばやく涼しくできるように、風が出てくる場所や風の強さも工夫されています。

風呂好きのアイデアから生まれた

この扇風機を作ったのは、お風呂が大好きなサンコーの社員です。夏の暑い脱衣所で、せっかくお風呂に入ったのにまた汗をかいてしまうのが嫌で、自宅でも銭湯のような涼しさを感じられる扇風機を作りたいと思ったそうです。その思いから、約2年かけてこの「のれる扇風機」が完成しました。

どうしてこんなに人気なの?

「のれる扇風機」が人気の理由は、まずそのコンパクトなサイズです。狭い脱衣所でも邪魔にならない大きさで、使わないときは棚や洗濯機の横にすっきりと収納できます。さらに、今年のモデルでは本体の色がグレージュという色に変わり、より部屋に馴染むようになりました。

サンコー プレスリリースより
まとめ
  • 開発のきっかけは風呂好き社員の不満から
  • 『のれせん』は足元から風が出るユニークな扇風機
  • 狭い脱衣所でも置きやすいコンパクトサイズ

『のれせん』のように、ちょっとした不満や困りごとからアイデアが生まれ、ヒット商品になることがあります。普段の生活で「こうだったらもっと便利だな」と感じることは何かありますか?その思いをどうやって形にするか、家族で考えてみるのも面白いかもしれませんね。
ビジネスの世界では、身近な問題を解決するアイデアが大きな成功につながることも多いのです。

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記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。