ミッキーマウスが自由に!パブリックドメインで創造の扉が開く

初代ミッキーマウス、米で著作権切れ ホラーゲーム広告も早速公開 | 毎日新聞

 米ディズニーの人気キャラクター、ミッキーマウスのオリジナル版が著作権切れを迎え、米国で1日からパブリックドメイン(公的財産)となった。基本的に誰でも2次創作などが可能になる。ウェブ上では早速、ミッキーマウスをモチーフにして開発中とみられるサバイバルホラーゲームの広告も公開された。

米国で、ディズニーの有名なキャラクター「ミッキーマウス」の最初のバージョンが著作権ちょさくけん切れになりました。これで「ミッキーマウス」はパブリックドメイン、つまり公的財産になりました。パブリックドメインとは、誰でも自由に使える作品のことです。このおかげで、みんながこの「最初のミッキーマウス」を自由に使って新しい作品を作ることができます。

アメリカ ウェルトディズニーウェブサイトより

ただし、注意が必要なのは、今回パブリックドメインになったのは1928年の「蒸気船ウィリー」という映画に出てくるミッキーマウスだけです。この映画のミッキーマウスは、今のミッキーマウスとは少し違って、白い手袋をはめていません

でも注意!ディズニーはミッキーマウスの名前やデザインを商標登録しょうひょうとうろくしているため、気を付けなければなりません。商標権とは、特定の名前やマークを使う権利で、他の人が同じものを使わないように守るためのものです。だから、このキャラクターをそのまま使ったり、自分の作品に「ミッキーマウス」という名前をつけてはいけないのです。

以前に「くまのプーさん」の原作小説がパブリックドメインになった時、プーさんを使ったホラー映画が作られましたが、そのときも商標権に注意する必要がありました。だから、新しく作る作品でミッキーマウスを使うときは、法律に気を付けながら楽しく作品を作ることが大切です。

こちらはChat GPTに「蒸気船のウィリーに出てくるキャラクターを使ったイラストをかけますか」とお願いしたら作ってくれました。いかがでしょう。

オリジナルのミッキーマウスっぽさを残しながら人間に変えてくれました。これは一例ですが、これから昔の作品の権利が切れて、自由に使えるようになることが増えるでしょう。皆さんの想像力を、昔の素晴らしい作品とかけ合わせると、さらに良い作品ができるかもしれませんね。

記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。