楽天モバイル1年無料!株主優待発表で株価も上がる

楽天G株が3カ月強ぶりの上昇率、楽天モバイル1年間無料の株主優待 - Bloomberg

楽天グループの株価が一時7.6%高と続伸し、8月28日以来の日中上昇率を記録した。同社が6日に発表した株主優待を好感した買いが入った。

楽天グループの株価が本日12月9日、大きく上昇し、今年のはじめに比べて約37%の上昇を記録しています。その背景には、12月6日に発表された株主優待が影響しています。
この優待では、楽天モバイルの月30GBプランが1年間無料で提供されるため、多くの個人投資家の関心を集めています。

株主優待とは?

株主優待は、会社が自分の株を持っている人に感謝の気持ちを込めて提供する特典です。
例えば、レストランで使える割引券や、テーマパークのチケットなど、金銭的な価値やサービスが含まれることが多いです。株を持つことで、こうした特典を楽しめるので、多くの人に人気があります。

楽天の株主優待プラン

楽天グループの新しい株主優待では、「楽天モバイル」の特典が用意されています。
2024年12月末までに楽天の株を100株以上持っていると、楽天モバイルの月30GBプランを1年間無料で使うことができます。このプランの価値は約3万円と言われており、個人投資家から高い評価を受けています。

楽天モバイル、実は赤字

楽天モバイルは楽天グループにとって重要な事業ですが、現在も赤字が続いています。
2024年7月から9月の期間だけで744億円の損失を記録しました。赤字の主な原因として、通信インフラ設備の整備に多額の投資を行っていることや、競争が激しい携帯市場での顧客獲得コストの高さが挙げられます。
ただし、赤字額は少しずつ減少しており、2025年までに黒字化を目指しています。この挑戦が成功すれば、楽天グループの財務状況が大きく改善する可能性があります。

他の通信会社の株主優待

NTTドコモ:
NTTドコモ自体には株主優待はありませんが、親会社のNTTが「dポイント」をプレゼントしています。株を2年以上持っていると1,500ポイント、5年以上持っていると3,000ポイントをもらえます。

KDDI(au):
KDDIでは、株主に全国の特産品を選べるカタログギフトを提供しています。2025年からは、Pontaポイントやau PAY マーケットで使える特典に変更される予定です。100株以上保有が条件です。

ソフトバンク:
ソフトバンクは2024年から、株主にPayPayマネーライト1,000円分を提供する制度を始めました。この特典は1年以上株を保有している人が対象で、友達に送金したり買い物に使ったりできます。

家族や学生に人気の株主優待

このセクションでは、特に家族や学生が魅力を感じる株主優待を紹介します。家族で使える割引券や外食での優待は、日常生活で役立ちますし、学生にとっては食費の節約にもつながります。それぞれの優待がどのように家族や学生にメリットをもたらすかを見てみましょう。

ヤマダホールディングス:
100株以上持っていると、家電量販店で使える買い物割引券(1,500円分~)がもらえます。家族でテレビや冷蔵庫を買うときに役立ちます。

すかいらーくホールディングス:
ガストやバーミヤンなどで使える優待カードがもらえます。100株以上持っていると、年間6,000円分の優待券がもらえるため、家族で外食を楽しむのに最適です。

日本マクドナルドホールディングス:
100株以上保有している株主には、年間6冊の食事券が提供されます。マクドナルドでハンバーガーやポテトを楽しむことができ、学生にも人気です。

オリエンタルランド:
東京ディズニーリゾートの1日パスポートが提供されます。100株以上保有している株主が対象で、家族で特別な1日を楽しむことができます。

まとめ
  • 株主優待は、会社から株主へのプレゼント
  • 楽天の優待はモバイルプラン1年間無料で、約3万円の価値がある
  • 通信会社や外食チェーンなど、さまざまな会社が魅力的な優待を提供している

株主優待を調べることで、会社が提供している商品やサービスについて詳しく知ることができます。また、自分が応援したい会社に投資するきっかけにもなります。
たとえば、楽天モバイルのように通信インフラを整備する事業は、私たちの生活を便利にする社会的な役割を担っています。こうした優待を通じて、会社がどのように社会に貢献しているのかを知る良い機会になります。

株主優待に興味があるなら、どの会社がどんな特典を提供しているかを調べてみましょう。家族で使えるレストランの割引券や、テーマパークのチケットなど、お得で楽しい特典が見つかるかもしれません。株主優待を活用して、家族や友達と素敵な時間を過ごすこともできるのです。

ただし、株主優待をもらえても、買ったときよりも株価が下がってしまい、価値が落ちていることもよくある話です。株価は常に変わっていく、ということは忘れないでくださいね。

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