セブンの「セミセルフレジ」ってなに?ファミマやローソンとどう違うの?
コンビニ御三家、なぜセブンは違うの? ファミマとローソンは「完全セルフレジ」を導入:経済の「雑学」(1/2 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン
多くの店で目にするようになってきた「セルフレジ」。コンビニでもファミマとローソンは、バーコードの読み取りから支払いまでを買い物客が行うセルフレジを導入している。一方、セブンが導入しているのは「セミセルフレジ」だ。なぜなのか。
最近、コンビニで見かけることが増えた「セルフレジ」。みなさんはコンビニやスーパーマーケットで「セルフレジ」を使ったことはありますか。ふつうは店員さんがバーコードを読み取って、いくらはらうかを計算してくれますが、セルフレジは自分でバーコードを読んで計算します。
特にランチタイムには、セルフレジが便利で早く買い物ができるので、私はよく使います。でも、ローソンやファミリーマートなどとは違って、セブン-イレブンはちょっと違うタイプのレジを使っているんです。どうしてでしょう?今回は、セブン-イレブンの「セミセルフレジ」についての記事です。
セルフレジって何?
セルフレジとは、お店のレジでお客さんが自分で商品をスキャンしてお金を払うシステムです。ファミリーマートやローソンでは、このセルフレジを取り入れています。たとえば、お昼の時間にお店が混んでいるときでも、セルフレジを使えば待ち時間が少なくて済みます。使い方も簡単で、自分で商品を読み取り、お金を払うだけです。お金を払う方法は、現金でもカードでもOKです!
セブンイレブンの「セミセルフレジ」って?
セブンイレブンでは「セミセルフレジ」という、少し違うタイプのレジを使っています。これは、お客さんが支払いだけをセルフで行い、商品のバーコードをスキャンしたり袋詰めをするのは店員さんが行うというものです。この仕組みのおかげで、レジでの待ち時間が短くなり、買い物がスムーズに進みます。セブンイレブンでは、現金でも支払いができるように工夫しており、特に硬貨を使ったときでも詰まりにくいように設計されています。
セルフレジとセミセルフレジの違い
ファミリーマートやローソンでは、すべての作業をお客さんが自分で行いますが、セブンイレブンでは支払いだけをお客さんが行います。どちらも、レジでの混雑を減らし、お客さんの時間を節約する工夫です。セブンイレブンでは、店員さんが商品のスキャンや袋詰めをしてくれるので、特に急いでいるときには便利です。
セブンイレブンの時間短縮効果
セブンイレブンのセミセルフレジを使うと、普通のレジよりも時間がどれくらい短くなるのか気になりますよね?従来のレジでは、1人のお客さんの会計に1分以上かかることが多かったですが、セミセルフレジを導入した結果、1人あたり約20秒の時間短縮ができるようになりました。この20秒の差が、混んでいるときには大きな違いになります。
海外のセルフレジの状況
日本だけでなく、海外でもセルフレジはたくさん使われています。アメリカでは、大きなスーパーやドラッグストアでよく見られますが、ほとんどがキャッシュレス(カードやスマホでの支払い)のみの対応です。また、ヨーロッパでもセルフレジは増えていて、人手不足や新型コロナウイルスの影響でさらに普及しています。
まとめ
- セルフレジ:お客さんが自分で商品をスキャンし、支払いまで行うタイプ(ファミリーマート、ローソン)
- セミセルフレジ:セブンイレブンでは、店員さんがスキャンと袋詰めを行い、お客さんは支払いだけを行う
- セブンイレブンのセミセルフレジは、1人あたり約20秒の時間短縮
- 海外では、セルフレジがキャッシュレス中心で普及
ほかとちがうやりかたはないかを考えたり、どうしたら便利になるかいろいろためしたりすることが、「もっとよいやりかた」を発見するヒントになるのですね。
家族で「どのコンビニのレジが使いやすいか」や「セルフレジが普及するとどんな影響があるか」について話し合ってみるのもよいでしょう。コンビニのビジネスの仕組みや、技術の進化について学んでみるのも楽しいのではないでしょうか。