「太鼓の達人」ついにアメリカ進出!11月にゲームセンターへ
「太鼓の達人」ゲームセンター版が北米に進出するワケ 背景に日本のアニメや音楽人気:目標は世界で1万台(1/3 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン
「太鼓の達人」(ゲームセンター版)が、2024年11月から北米に進出する。ゲームセンター版は現在、国内で約4700台以上、国外で約900台以上が稼働しているが、なぜ今回北米での展開に至ったのか。
みなさんはゲーム「太鼓の達人」を知っていますか?リズムゲームとして長い間日本で親しまれてきました。
この、大きな太鼓を叩いてリズムをとるこのゲームがアメリカのゲームセンターに登場します。どうして昔からある日本のゲームが「今」人気なのでしょうか?今回は、太鼓の達人が北米進出を果たすまでの物語を紹介します。あなたもこの記事を読みながら、お気に入りの音楽を太鼓で叩きたくなるかもしれませんよ!
太鼓の達人の海外展開の始まり
「太鼓の達人」は2001年に日本のゲームセンターで初めて登場し、その後、世界中で人気を集めてきました。2004年には家庭用ゲーム機向けに海外展開を開始し、アメリカでも「Taiko: Drum Master」として販売されました。アメリカでも徐々にファンを増やし、今年2024年11月には、ついにアメリカのゲームセンターでも遊べるようになります。
北米進出の理由
今回のアメリカ進出には、アメリカでの日本のアニメや音楽の人気が大きく影響しています。アメリカのファンからは、ゲームセンターで実際に「太鼓の達人」を楽しみたいという声がこれまでも多くありました。太鼓の達人を作っているバンダイナムコアミューズメントは、世界中の人々に「リアルなエンターテインメント」を提供することを目指しており、アメリカ進出はそのひとつとなります。
日本のアニメや、そのアニメで使われる音楽の人気、そして太鼓の達人ファンからの願いがアメリカ進出を決めたのです。
海外展開は大変
海外に「太鼓の達人」を持っていくのに問題だったのは、実際にゲーム機を設置する準備が大変なことでした。特に、高価なゲーム機の部品をそろえるのがむずかしく、多くのテストが必要でした。また、言葉や文化のちがいに対応するために、メニュー画面を横書きにするなどの工夫もされました。
今後の目標
現在、太鼓の達人のゲームセンター版は日本で約4700台、海外で約900台が稼働していますが、バンダイナムコは全世界で1万台の設置を目指しています。アメリカへの進出は大切なステップであり、さらに多くの人々が太鼓のリズムゲームを楽しめるよう、アメリカ全土での展開を計画しています。
まとめ
- 「太鼓の達人」が2024年11月にアメリカ進出を決定
- アメリカ進出の背景には、日本のアニメや音楽の人気がある
- 海外展開には現地での機器準備や、言葉のちがい、表示の仕方などに工夫が必要
太鼓の達人のように、日本から生まれたゲームやアニメが世界中で人気を集めています。あなたが好きな日本のゲームやアニメは、どうして他の国でも人気があるのでしょうか?どんな日本の文化が世界に受け入れられるのかを考えてみるのも面白いですね。将来はあなたが、日本の文化を世界に紹介する仕事をするかもしれません。
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