小学生がばんそうこうで世界発明大会銅賞
みんなはばんそうこうを貼るのに苦労したことはありますか。
茨城県の小学4年生が発明した、貼りやすい指用絆創膏が2022年世界青少年発明工夫展で銅賞を受賞しました。
この小学生はよくけがをするみたい。ガーゼの部分を傷に当てて巻いていくと、ばんそうこうのテープがくっついたりして上手に貼れません。お母さんはテープの片方をはさみで切って貼ってあげていました。
でも、忙しいお母さんは何回も頼まれてイライラしてしまいます…。
「最初から半分なければいいのに!」。
このひらめきをきっかけに、夏休みの宿題「発明工夫」の題材しました。お店で売っている絆創膏のガーゼをはがして、テープの端の方に貼り直す。「まきやすい指用絆創膏」の完成!学校に、この絆創膏を思いついたきっかけと一緒に学校に提出しました。
この「まきやすい指用絆創膏」は市、住んでいる地域、県の発明コンテストそれぞれで金賞!全日本学生児童発明くふう展では毎日小学生新聞賞を受賞!世界青少年発明工夫展の日本代表!世界大会で銅賞!
みんなが普段生活をしているときに、「もうちょっとこんな感じだったらいいのに」「こんなことができればいいのに」と思うことはありませんか。みんなのように若いこどもたちの思いつきやひらめきは、おとなが考えるよりも素晴らしいことがあります。
ちょっとした思いつきをもとに商品を作ったり、会社を興したりするこどもたちが世界中にいます。「発明」と聞くと難しく思うかもしれませんが、みんなの「〇〇だったらいいのに」が何年後かに社会の役に立つこともあります。
アイデアノートを作ってみるのも面白いかもしれませんね。
記事作成者
-
外国語大学卒業後に学習塾小中学文系/高校英語講師、パソコン教室インストラクター/営業を経て、2006年に外資系産業ガス会社に入社。以降17年以上複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。
こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス クイズで学ぼう、お金と経済」を発売。
『「会計」「IT」「英語」があれば、社会人人生なんとかなる』がポリシー。
最近の記事
- くら寿司2024-04-24ユニクロ+くら寿司=「ユニくら」
- アンケート2024-04-16自分の国の将来「良くなる」と思う?
- キャッシュレス決済2024-04-16こどもがスマホゲームに100万円以上も!
- 円安2024-04-1234年ぶりの円安153円