少子化がすすんでいる…

1~9月の赤ちゃん56万9千人 通年70万人台半ばの可能性 | 共同通信

厚生労働省が24日公表した人口動態統計の速報値(外国人らを含む)によると、2023年1~9月に生まれ...

2023年1~9月に生まれた赤ちゃんの数が、前の年より5.0%少ない56万9656人。日本の少子化がさらに進んでいることがわかりました。

このペースでいくと、2023年の赤ちゃんの数は70万人くらいになり、過去最低になるかもしれません。2022年の赤ちゃんの数は80万人を初めて下回り、問題が深刻になっています。結婚した人も前の年に比べると4.4%少なく、亡くなった人は1.6%増えました。
生まれた人の数と亡くなった人の数の差を見ると、人口は60万6674人減ることになります。

日本の人口の変化には以下のことが特徴とくちょうだと考えられます。

  1. 出生率しゅっしょうりつの低さ:
    日本では赤ちゃんが生まれる数が他の国に比べても低く、これが少子化の主な要因です。結婚しても子どもを持たない選択や、遅い年齢での結婚が一般的になってきて、むかしのように赤ちゃんが生まれていないのです。
  2. 高齢者の割合:
    日本は高齢者の割合が高い国の一つです。寿命が長くなって、赤ちゃんが生まれる数が減ってきたことで、高齢者が多くなっています。これによって、社会保障や医療制度が今までのようにうまくいかなくなってきています。
  3. 外国人の比率の低さ:
    日本の外国人比率は他の発展国に比べて低いのです。外国人の受け入れが少ないことも、将来的な人口減少につながる可能性があります。
  4. 労働環境の厳しさ:
    仕事において働く環境が厳しく、働くことと、自分の時間のバランスがうまくとれていないという課題があるとされています。これが結婚や子育てをしにくくしていて、少子化につながっていますという意見があります。

日本政府は、このような問題を解決するために、働きやすい社会を作ろうと、いろいろなやり方を考えていますが、なかなかうまくいっていません。ただ少子化で良い面もでてくるかもしれません。

  • 教育や医療の充実:
    少子化で、子ども一人ひとりが受けられる教育や医療の質が高くなる可能性があります。子育てや教育にかけるお金がふえて、子どもたちへのサポートが今よりもよくなることが期待されます。
  • 技術の進化:
    人口が少ないと、働き手が足りなくなりますが、それによって技術が進歩する可能性があります。いろいろなことが自動化されて、より便利になったり新らしいビジネスの機会が生まれることもあるかもしれません。