セブンイレブンは「セミセルフレジ」
みなさんはコンビニやスーパーマーケットで「セルフレジ」を使ったことはありますか。
ふつうは店員さんがバーコードを読み取って、いくらはらうかを計算してくれますが、セルフレジは自分でバーコードを読んで計算します。
会社がたくさんあるビルの中や近くにあるコンビニでは、お昼休みはお弁当を買うための人たちでレジの前に長い行列ができることがよくあります。
でも意外とセルフレジは空いていて、私はよくセルフレジを使います。
さて、日本で有名なコンビニのうち、ファミリーマートとローソンには店員さんがいないセルフレジがあります。最初にセルフレジを始めたのはローソンで、2010年でした。ファミリーマートも2015年にセルフレジをはじめました。
そんな中でセブン-イレブンはセミセルフレジになっています。セミセルフレジは、店員さんがバーコードを読み取り、お客がお金をはらいます。これで、待ち時間を短くしています。このセミセルフレジはクレジットカードや交通系ICカードのほかに現金ではらうこともできて、10円玉などの硬貨がつまらないような工夫もされています。
セブン-イレブンがセミセルフレジをお店で使う前にテストをしたときは、お客ひとりのレジにかかる時間を約20秒短くすることができたということです。そのほかにおつりのわたしまちがいがへったり、レジにあるお金の数えまちがいもへったということです。
セブン-イレブンは、店員さんがいない「無人のセルフレジ」ではなく、「セミセルフレジ」にして、ほかのコンビニとちがうやりかたで、お客にもお店にも買い物が便利になるようにしています。
ほかとちがうやりかたはないかを考えたり、どうしたら便利になるかいろいろためしたりすることが、「もっとよいやりかた」を発見するヒントになるのですね。
記事作成者
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外国語大学卒業後に学習塾小中学文系/高校英語講師、パソコン教室インストラクター/営業を経て、2006年に外資系産業ガス会社に入社。以降17年以上複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。
こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス クイズで学ぼう、お金と経済」を発売。
『「会計」「IT」「英語」があれば、社会人人生なんとかなる』がポリシー。
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