2021年11月から2022年8月のあいだで、ウクライナ語で書かれたツイッターでどんな言葉が多かったかを、東北大学が調べました。
今年(2022年)2月に、ロシアのウクライナ攻撃が始まったあとには、「薬」「病院」という言葉が急に増えました。「糖尿病の薬」は攻撃の前に比べて43倍になっています。「出産」「赤ちゃん」も増えています。
![](https://kidsnomics.space/wp-content/uploads/2022/12/j22_8_1.png)
みんなはこのことからどんなことを考えますか?なぜこういう言葉が増えたのでしょう?ちょっと考えてみてください。
東北大学のひとたちの考え
(自分の意見を考えたあとに参考として読んでください)*クリック
- ウクライナの人たちは病気の治療を続けられるかを心配しているのだろう
- 赤ちゃんを安全に産む場所を探しているのだろう
![](https://kidsnomics.space/wp-content/uploads/2022/12/j228_5_1.png)
ロシアの攻撃が長い間続いているので、「絶望」などの心の健康に関係する言葉も、前より1.5倍くらい増えています。
ツイッターの言葉を分析することで、ウクライナの人たちが何を必要としているのか、どんな状態なのかなどがわかりますね。
東北大学の人は「世界中からの助けがもっと必要で、この調べた結果をもとに、何をすべきかを考えるきっかけになってほしい」と言っています。
記事作成者
![清水 裕矢 | Shimizu Yuya](https://kidsnomics.space/wp-content/uploads/2023/11/ys-150x150.png)
- Progress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
-
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。