2023年5月22日、「アメリカの国防総省で大きな爆発があった」という偽情報がSNSで広まりました。
実際には爆発はなかったのですが、この情報が広がったことで一時的にアメリカの株式市場が混乱しました。
爆発の画像は人工知能(AI)が作ったものと思われ、AI時代のリスクが浮かび上がりました。偽情報はブルームバーグ通信の報道を装って拡散されました。現地の消防局はすぐに声明を出し、爆発や危険はないと伝えました。
この偽情報を取り上げたロシアの国営テレビも後で削除しました。
誰がなぜこの偽情報を広めたのかは分かりませんが、調査報道機関はAIが生成した画像だと指摘しています。
「AI」という言葉を聞くことも増えてきましたが、結局使うのは人間です。とても役に立つ使い方もできる一方で、情報をそのまま信じてしまう人も出てきます。「フェイクニュース(嘘の情報)という言葉もありますが、ニュースは1つの情報元をそのまま信じるのではなく、他の記事でも伝えているかチェックしましょう。
こちらの動画もどうぞ。
記事作成者
-
山口県防府市出身。大学卒業後に学習塾講師、パソコンインストラクター/営業を経て、外資系産業ガス企業に入社。以降、複数企業・複数業種の財務経理責任者・CFO歴任。こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
「会計・IT・英語があれば、仕事に困らない」がポリシー。nine inch nailsやMetal Coreを愛聴。
最近の記事
- こども向け社会経済ニュース2024-09-20大統領選が影響?アメリカのお金持ちが海外移住を考える理由
- こども向け社会経済ニュース2024-09-20なぜ?アメリカは利下げ、日本は利上げ
- こども向け社会経済ニュース2024-09-20SNSの新ルール!10代のインスタ利用がどう変わるの?
- こども向け社会経済ニュース2024-09-19ポケモンと似てる?『パルワールド』が特許侵害で訴えられた理由とは?