イトーヨーカドーが33店舗も閉店!親会社からの独立とその背景
ヨーカドー「33店舗閉店」で露見した"残酷な真実" 人も街も変化したのに、なにも変われなかった | 街・住まい | 東洋経済オンライン
GMS大手のイトーヨーカドーが、再び世間を賑わせている。ヨーカドーといえば、今年の2月に東北地方を含む17店舗の閉店を発表。また、親会社のセブン&アイ・ホールディングスがスーパー事業を分離するという実質的…
みなさんの町にも、昔からあるお店が閉店してしまったことはありますか?
イトーヨーカドーが、今回33店舗の閉店を発表しました。どうして、こんなに多くのお店がなくなってしまうのでしょうか?
元の記事では、津田沼店を例に、ヨーカドーが抱える問題と、その背景にある「時代の変化」について書かれています。
イトーヨーカドーの閉店とセブン&アイからの独立
イトーヨーカドーは、日本中でたくさんのお店を運営してきましたが、2024年2月までに33店舗が閉店します。これにより、全国にあるイトーヨーカドーの店舗数は100店を下回り、今まで以上に少なくなります。
また、イトーヨーカドーは、親会社であるセブン&アイ・ホールディングスから切り離され、自分たちだけで経営していくことになりました。セブン&アイは「セブンイレブン」に力を入れたいので、スーパー事業を支えるのが難しくなってしまったのです。
他のショッピングモールとの違い
イトーヨーカドーと、みなさんが知っている「ららぽーと」や「イオンモール」のような大きなショッピングモールは、少し違います。ららぽーとやイオンモールでは、買い物だけでなく、食事をしたり映画を見たりすることができて、1日中楽しめる場所ですよね。
一方、イトーヨーカドーは、ふだんの生活で必要なものを買うためのお店です。そのため、遊びや食事を楽しみたいときに行くショッピングモールに比べて、少し魅力が少ないと感じるかもしれません。
どうしてイトーヨーカドーは苦しくなったの?
イトーヨーカドーが苦しくなった理由は、買い物のしかたが変わってきたからです。
今では、インターネットで何でも買えるようになり、わざわざお店に行かなくても簡単に商品が手に入るようになりました。また、ららぽーとやイオンモールのような「楽しむためのショッピングモール」が人気になったことで、イトーヨーカドーのような生活用品を中心に扱うお店は、時代遅れと見なされるようになってしまいました。
さらに、セブン&アイがスーパー事業を切り離したことも大きな原因です。セブン&アイは、コンビニの「セブンイレブン」に集中するために、スーパーを支える余裕がなくなったのです。
まとめ
- イトーヨーカドーは全国33店舗を2025年2月までに閉店
- セブン&アイ・ホールディングスからスーパー事業が切り離され、イトーヨーカドーは自力再建を目指す
- ららぽーとやイオンモールのような「楽しむためのショッピングモール」と違い、イトーヨーカドーは生活に必要なものを売っているお店
- インターネット通販やショッピングモールにお客を取られてしまった
最近、イトーヨーカドーのライバル「イオンモール」が、さらに多くの店舗を全国に展開する計画を発表しました。イオンモールは、買い物だけでなく遊びや食事も楽しめることから、家族で訪れる人が多いです。このニュースからも、ショッピングモールの人気が高まり続けていることがわかります。
イトーヨーカドーのような大きなお店が減ってしまうことは、私たちの買い物のしかたにも影響を与えています。みなさんは、普段どんな場所で買い物をしていますか?
インターネットで買い物をすることが増えてきたと思いますが、お店で買うことと比べてどんなメリットやデメリットがあるのでしょう?
ショッピングモールと戦うのに必要なモノは何なのかを考えると、商売のことが少しわかるかもしれません。
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