消せるペンで大事な文書にサイン?

英首相、「消せるペン」でサイン 公文書保存に問題:時事ドットコム

【ロンドン時事】28日付の英紙ガーディアンは、スナク首相が文書にサインしたり会合でメモを取ったりする際に、消すことのできるインクを使った日本製のペンを日常的に…

消せるペン。皆さんも使ったことはあるのではないでしょうか。
自分のノートになどに書くときには、とても便利ですが大事な書類を消せるペンで書くとどうなるでしょうか。
自分の知らないところで勝手に書き換えられたりしたら大変ですね。

英紙ガーディアンによると、「日本製の消せるインクを使ったペンを使っている」と報道されたイギリスのスナク首相に対して、公文書保存から考えると、問題だと言われています。

公文書・・・政府や企業などの組織で作られる重要な書類

記帳するスナク英首相(日本の外務省提供)=5月19日、広島市(AFP時事)

スナク氏はこのペンを長く使用しており、写真でその使用が確認されています。
直筆メモはこれまでの首相の重要な資料とされていますが、このペンをスナク氏がつかうことで、メモが消されることが心配されています。

このことに対して、首相報道官は「このペンは行政機関で広く利用されている」と言っています。また、スナク首相は「これまで書いた文字を消したこともないし、消すつもりもない」と反論しています。

さて、皆さんはどう思いますか?

記事作成者

清水 裕矢 | Shimizu Yuya
清水 裕矢 | Shimizu YuyaProgress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
外国語大学卒業後に学習塾小中学文系/高校英語講師、パソコン教室インストラクター/営業を経て、2006年に外資系産業ガス会社に入社。以降17年以上複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。
こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス クイズで学ぼう、お金と経済」を発売。
『「会計」「IT」「英語」があれば、社会人人生なんとかなる』がポリシー。