日本の株価はもっとあがる?
5月に入って、日本の株がたくさん買われています。日経平均株価という、日本経済新聞社が東京証券取引所「プライム市場」に上場する銘柄からバランスなどを考えて選ばれた日本の産業を代表する225社の平均株価は、約33年前に起こった「バブル崩壊」という株価が一気に下がった時以来の高い値段まで上がっています。

理由はいろいろありますが、ひとつは外国の投資家たちが日本の株をたくさん買っていることが理由の一つです。
急に値段が上がりすぎたので、いったんある程度下がる可能性はありますが、それでも過去30年の株価の動きを考えると、さらに買われる可能性があります。
その理由は、もうすぐ日本で解散総選挙が行われるかもしれないという予想があるからです。

実はこれまでも、選挙の時には外国の投資家たちが日本の株をたくさん買ってきたということがあるんです。それで株価が上がるのです。
近いうちに岸田総理大臣はこの解散総選挙をするかもしれないと言われているんです。いったいいつ解散が行われるかにみんなが注目しています。岸田総理大臣の動きに注目しながら、株式市場は期待感を持っています。
株価はその会社の成績や成長だけでなく、日本や世界の状況で上がったり下がったりすることも多いのです。ニュースを見て、これは株価に影響するかも!と考えたりすると、もっと世の中のお金の動きが見えてくると思います。
記事作成者

- Progress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事
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大学で英語を学び、卒業後は学習塾小中学文系/高校英語講師。その後パソコンインストラクター。2006年に外資系産業ガス会社に入社し、以降16年以上、複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在もProgress CFOの他にアメリカ資本企業2社の外部CFOを兼任。
こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
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