ユニクロの会社 社員の給料を上げる
ユニクロ。みなさんも知っている人が多いのではないでしょうか。お手軽なお値段で服などを売っているお店です。
ユニクロはファーストリテイリングという、山口県が本社の会社が運営しています。ユニクロは日本だけではなく、海外にもたくさんお店を出しています。
今年2023年3月から、日本で働く社員約8,400人の1年の給料を、いちばん多い場合は約40%ふやすことを決めました。
例えば、学校を卒業して会社に入った社員の最初の給料は、1ヶ月25万5,000円を30万円になります。会社に入って、1年から2年のうちにユニクロの店長になった人は、1ヶ月29万円が39万円になります。
ファーストリテイリングは、去年2022年秋に、パートタイマーやアルバイトの人の時給(1時間にもらえるお金)をだいたい10%から30%増やしています。
日本では最近、モノの値段が上がってきています。今までと同じ給料でモノの値段が上がってしまうと、買えるものが少なくなりますね。
また、日本は外国に比べて給料が少ないと言われています。
ファーストリテイリングは、日本で働く人の給料を、外国で働く人の給料と同じくらいにして、優秀な人たちに働いてほしいと考えています。
日本の経済が元気になるには、働く人たちの給料が増えることも必要です。
給料がふえる → モノを買う → 売る会社がもうかる → 働く人の給料がふえる → モノを買う… というよい流れになるのです。
働いてお金をかせぐのはとても大変なことです。おうちのひとに、仕事のことや給料のことを聞いてみるのも自分の世界を広げることになるのではないでしょうか。
記事作成者
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外国語大学卒業後に学習塾小中学文系/高校英語講師、パソコン教室インストラクター/営業を経て、2006年に外資系産業ガス会社に入社。以降17年以上複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。
こどもの金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス クイズで学ぼう、お金と経済」を発売。
『「会計」「IT」「英語」があれば、社会人人生なんとかなる』がポリシー。
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