1800万円の宇宙ツアー!夢の体験が来年スタート
飛行テスト成功。1800万円のラグジュアリ宇宙ツアー、いよいよ来年実現へ? | ギズモード・ジャパン
ラグジュアリ宇宙ツアーを計画している民間宇宙企業Space Perspectiveが、実現に必要不可欠だった打ち上げ&飛行テストが成功したことを発表しました。気球のような宇宙船Neptuneで向かうスペーストラベル<small>(正確には「宇宙旅行」ではありません:後述します)</small>の実施が、いよいよ現実的になってきました。海から空へNeptuneが打ち上げられたのは9月15日。一般的
宇宙に行ってみたいって思ったことはありますか?空高く飛び上がって地球を見下ろすなんて、まるで夢みたいですよね。
実は、来年から1800万円で体験できる宇宙ツアーが実現に近づいているんです。お金はかなりかかりますが、このツアーでどんな体験ができるのでしょうか。
宇宙ツアーの成功テスト
宇宙の旅行を計画している会社「Space Perspective(スペース・パースペクティブ)」が、特別な気球型の宇宙船「Neptune(ネプチューン)」を使った大事なテストに成功しました。このテストは2023年9月15日に行われ、気球が海の上からゆっくりと上がり、4時間空を飛んで無事に帰ってきました。この成功で、来年に向けて宇宙ツアーの実現がもっと近づきました。
宇宙旅行じゃないけど、「宇宙の入り口旅行」
「Neptune」は30kmの高さまで上がります。宇宙に行くための本当の高さは100kmくらいなので、これは宇宙そのものではなく「宇宙の入り口」と言えます。
それでも、地球の丸い形や、真っ暗な宇宙を眺めることができるんです。みなさんも、飛行機に乗ったときに空を眺めたことがあるかもしれませんが、それよりもずっと高いところから見る景色は特別なものです。
宇宙船の中はとっても豪華!
「Neptune」のツアーは1人1800万円です。この値段に見合うように、宇宙船の中はとても豪華です。例えば、地球を眺めながらトイレに行くことができたり、ミシュランという有名なシェフが作った美味しい料理も楽しめます。さらに、広くてリラックスできる座席や、Wi-Fiもあり、飛行中も快適に過ごせます。
安全で環境に優しい宇宙ツアー
Space Perspectiveは、安全なツアーを提供するために、気圧や安定性をしっかりと管理しています。また、船内のデザインには、環境に優しいリサイクル素材を使っているので、地球にも優しいツアーになっています。
チケットはすでに完売
今のところ、「Neptune」のチケットはすでに600枚売り切れています。初めてのツアーは来年から始まる予定で、多くの人がこの特別な体験を楽しみにしています。
同じようなツアーを計画している他の会社もありますが、「Neptune」のツアーはより豪華で特別な体験を提供しています。
宇宙開発・旅行に取り組む日本企業
日本でも宇宙開発や宇宙旅行に取り組む企業が増えています。代表的な上場企業には、三菱重工業やIHIがあり、これらの企業はロケット開発や宇宙関連技術で重要な役割を果たしています。例えば、三菱重工業は日本の主力ロケットH-IIAを開発し、IHIはロケットエンジンの開発を行っています。さらに、通信衛星事業を展開するスカパーJSATや、衛星技術の研究を進めるソニーも宇宙分野に参入しています。
また、宇宙ベンチャー企業として注目されているのがQPS研究所とispaceです。QPS研究所は、小型レーダー衛星を活用した地球観測データを提供しており、災害対策や環境監視に貢献しています。一方、ispaceは月面探査や資源開発に挑戦しており、民間企業として月を次世代の活動拠点にしようとしています。
これらの企業は、宇宙旅行や宇宙開発の未来を支える存在として期待されています。日本企業の技術力が、次世代の宇宙探査にどう役立つか注目です。
まとめ
- 「Neptune」で宇宙の入り口旅行ができる
- ツアーは1人1800万円の豪華体験
- 船内はトイレも豪華、ミシュランの料理も提供
- チケットはすでに完売、来年からツアー開始予定
- 安全で環境に優しいデザイン
他にも、宇宙旅行を計画している会社はたくさんあります。例えば、Amazon.comの設立者であるジェフ・ベゾス氏が設立したBlue Originという会社は、もう少し安い価格で宇宙体験を提供する計画を進めています。未来には、もっと手頃な価格で宇宙旅行ができるかもしれません。
この宇宙ツアーについて、家族と一緒に話してみませんか。「もし宇宙に行けたらどんなことをしたい?」「宇宙ツアー1,800万円、お金があったら参加したい?」など宇宙について考えてみましょう。
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