乗ったら捕まる!爆走スーツケースが日本に上陸
「駅構内でも見た」日本へ襲来する"爆走スーツケース" 法律でどう扱う? ハンドル付きで座って加速 「使わないで」呼びかける公共施設も!? | くるまのニュース
先日、大阪府警は「電動スーツケース」で歩道を走行したとして、中国籍の留学生を無免許運転の疑いで摘発しました。今後増加していきそうなこの「電動スーツケース」とは一体どのような乗り物なのでしょうか。
旅行で荷物をいれるスーツケース。転がして歩けるので便利ですよね。でもまわりの人にぶつからないように注意しないと迷惑になってしまいます。
電動モーターで動く「電動スーツケース」というものが海外で発売されて、外国から日本へ観光に来た人が持ってきたりしているそうです。しかもこのスーツケース、実は座って走ることができるんです。すごく便利そうですよね。
でも、それが原因で法律違反になることもあるんです。今日は、この電動スーツケースがどうして問題になっているのか、一緒に考えてみましょう!
電動スーツケースとは?
電動スーツケースは、ハンドル付きで座って乗ることができる特別なスーツケースです。電動モーターが内蔵されていて、ハンドルのボタンでアクセルとブレーキを操作できます。最高速度は時速13キロにもなり、荷物を運ぶだけでなく移動も楽にしてくれる便利なものです。
摘発事例と法的扱い
最近、大阪で電動スーツケースを使って歩道を走行していた留学生が摘発されました。これは、電動スーツケースが道路交通法で「原動機付自転車」に分類されるため、無免許運転として扱われたのです。ナンバープレートがないため、公道を走ることは法律で禁じられています。
電気やエンジンで動く乗り物は、公道では免許なしに乗ることは法律違反なのです。
公共施設での使用制限
羽田空港や成田空港では、電動スーツケースの利用を控えるよう呼びかけています。他の人との接触事故の危険があるためです。ネット上でも「駅でスーツケースに乗るこどもが怖い」「取り締まりを強化してほしい」といった声が上がっています。
別の関連ニュース
他にも、最近注目されている新しいモビリティとして「電動キックボード」があります。これも法律や安全性に関して議論が続いています。
まとめ
- 電動スーツケースは最高時速13キロで走ることができる
- 道路交通法で「原動機付自転車」に分類され、公道走行は禁止
- 空港などでは利用が制限されている
- ネット上でも危険性についての声が多い
電動スーツケースの話を聞いて、どう思いましたか?便利そうに見えるけれど、実は法律に触れることもあります。私たちが新しい技術を安全に使うためには、どんなルールやマナーが必要だと思いますか?新しい技術に法律が追いつかないことはよくあるのです。みんなが便利に技術を使えるように考える必要がありますね。
とまとまとさん(中1・大阪)の感想はこちら
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