トランプ関税ショック!24%の関税でどうなる?トヨタやホンダに迫るアメリカの新政策
日本に24%相互関税、米政権が9日適用-「極めて残念」と石破首相 - Bloomberg
トランプ米政権は2日(日本時間3日)、貿易相手国と対等の関税率を求める「相互関税」の詳細を明らかにした。米国への全輸出国に基本税率10%を賦課すると同時に、対米貿易黒字の大きい約60カ国・地域を対象に上乗せ税率をそれぞれ適用するとし、日本に対しては24%に設定した。
2025年4月2日、アメリカのトランプ大統領が「相互関税」という新たな関税政策を発表しました。この政策は、アメリカに高い関税をかけている国に対して、同じような関税をかけ返すという仕組みです。日本には24%の関税が課されることになり、大きな議論を呼んでいます。
相互関税の仕組みと日本経済への影響について、考えてみましょう。
相互関税とは?
相互関税は、アメリカが世界の国々に対して基本関税10%を設定し、さらに特定の国には追加の関税をかける仕組みです。日本には24%、中国には34%、EUには20%の追加関税が課される予定です。アメリカは、自国が不公平な関税を受けていると主張しており、この制度で対等な貿易関係を目指しています。
なぜ相互関税が導入されたのか?
トランプ大統領が相互関税を導入した背景には、以下のような理由があります。
- 貿易不均衡の是正:アメリカが一方的に損をしているという認識を改めるため
- 国内雇用と産業の保護:海外製品の価格を上げ、アメリカの製造業を守るため
- 選挙公約の実現:「アメリカ第一」の政策を貫く姿勢のあらわれ
日本の自動車産業への影響
相互関税の影響は、特に日本の自動車メーカーにとって深刻です。トヨタやホンダなどはアメリカ市場で多くの車を販売しており、高関税によって価格競争力が低下するおそれがあります。
- トヨタの対応:価格は据え置き、固定費の削減でコスト調整を図ると発表
- 短期的影響:輸出減少により売上や利益の圧迫が懸念される
- 長期的対応:アメリカ国内での生産拠点の強化により関税回避の可能性
トランプ大統領はトヨタを名指しで批判し、同社が外国産車を多く販売していると指摘しました。2024年にはトヨタがアメリカで230万台を販売するなど、アメリカでの存在感は大きいのが現状です。

その他の産業や経済全体への影響
相互関税の影響は、自動車産業だけにとどまりません。
- 農業と食品業界:米の関税が焦点となり、アメリカからの圧力が強まる可能性
- 中小企業:自動車部品を製造する中小企業にとって、コスト増加が経営に打撃
- 消費者:物価が上昇し、生活費への影響が懸念される
株式市場の反応と国際的影響
この発表を受け、日本の株式市場は4月2日午前中に大きく下落しました(記事作成時点)。日経平均株価は一時1600円以上の急落を記録し、2025年最大の下げ幅となりました。市場関係者は、日本だけでなく、世界全体の経済成長が鈍化する可能性を指摘しています。

株探より
まとめ
- アメリカが相互関税制度を導入し、日本には24%の関税が課される
- 日本の自動車産業が最も大きな影響を受ける
- 農業や中小企業、消費者にも影響が広がる可能性がある
- 株式市場は急落し、世界経済への不安も高まっている
貿易や関税の仕組みは、わたしたちの生活に密接に関わっています。
たとえば、車や食べ物の値段が上がることで、日常の暮らしにも影響が出てきます。こうしたニュースを通じて、「なぜ関税があるのか」「貿易ってどんな意味があるのか」と考えることが大切です。大企業の動きや各国の対応を見ながら、世界の経済のつながりについて理解を深めてみましょう。

【無料オンラインイベント】8/25(日)「第3回 クイズで学ぶ!お金と社会のつながり」
<詳細・お申込みはこちら>